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サスペンション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』目次
1 自動車のサスペンション 1.1 方式 1.1.1 独立懸架方式 1.1.2 固定車軸方式 1.2 構造 2 オートバイのサスペンション 2.1 前輪 2.2 後輪 3 鉄道車両のサスペンション 4 戦車のサスペンション 5 家具におけるサスペンション 6 建築におけるサスペンション 7 関連項目 8 外部リンクさまざまな方式のサスペンションが考案され実用化されているが、前述の2つの機能を満足することができれば、方式による優劣はないといえる。また、サスペンションの取り付け方やその調整によってどのようにでも設定できるため、同じ方式のサスペンションを使用していても、車種によって全く異なる挙動をする。
動作形式から固定車軸(リジッド・アクスル)と、独立懸架(インディペンデント・サスペンション)に分けられる。
ストラット式サスペンション左右の車輪が独立して動作するサスペンション形式。バネ下重量が軽く、乗り心地や路面追従性に優れる。そのため、スポーツカーやレーシングカーに留まらず、現在では、一般的な乗用車や中型以下の貨物車、さらには三菱の観光バスでも、フロント・サスペンションは独立懸架が採用されている。また乗用車では、リア・サスペンションにも独立懸架が多く用いられ、インディペンデント・リア・サスペンション (Independent Rear Suspention) の頭文字をとってIRSとも呼ばれる。
独立懸架方式には、
一軸スイングアーム式 スイングアクスル式 トレーリング式 二軸スイングアーム式 ダブルウィッシュボーン式 多軸スイングアーム式 マルチリンク式 ストラット式などがある。
一般には、独立懸架式の方が以下の点で固定車軸に比べると有利とされているが、現在の多くの自動車が後輪に駆動用の装置をもたない前輪駆動(FF)方式であり、この場合は必ずしも独立懸架式が有利とはいえない。
独立懸架式の優位点 両輪が同時に上下する固定車軸と異なり、動作部分の重さ(バネ下重量)が軽く、動作が機敏になるため路面への追従性がよい。 ストローク時のジオメトリー変化を利用した操縦特性の変更が可能(ジオメトリー変化にはデメリットもある)。 車軸ごと上下する固定車軸に比べて自動車の床を低くすることができる。 I形ビームのリーフリジッド式左右の車輪を車軸(アクスル)で連結したサスペンション形式。固定車軸方式は、構造が簡単で、耐久性が高い。またホイールトラベルが大きく取れ、最低地上高の変化が少なく、左右のサスペンションが連動して動作するなど、悪路走破性を重視する場合に有利、タイヤの対地キャンバー変化がほとんど無い、ロールセンターが高い(やじろべえに対する駕籠 : かごに例えられる)など、長所も多い。
反面、バネ下重量が重く、極低速時以外の路面追従性や乗り心地が悪いなどの短所がある。
固定車軸方式(車軸懸架) リンク式 リーフリジッド式 ド・ディオン式商用車や本格クロスカントリー車で採用されていることが多い。
半固定車軸方式(可撓式 : かとうしき) トーションビーム式FF車の後軸に採用されている。
スプリング、ショックアブソーバー、
ストラット(支持筒)
が一体となった、
ストラット式サスペンション
のカートリッジ(左の2本)
自動車で最も多いのが、コストで有利なストラット式である。ついで、古典的なものでは乗り心地の向上(ニーアクション)のため、最近のものでは、タイヤの接地条件やクルマの姿勢(ロールセンターやアンチダイブ、アンチスクワットなど)を細かくコントロールする目的で、ジオメトリー自由度の大きいダブルウィッシュボーン式が、さらに大エネルギー時の安定性を得るためにマルチリンク式などが用いられるようになってきた。ちなみに、F1などのフォーミュラカーのサスペンションはダブルウィッシュボーン式に分類される。
また、固定車軸式にも独自のメリットが多いため、用途に応じて使われている。
俗に"サス(サスペンション)がへたる"というが、実はこのときにへたっているのは、ほとんどの場合はショックアブソーバーやブッシュなどのゴム系部品で、スプリングが劣化していることは稀である。
オートバイのサスペンション(ドゥカティ・ムルティストラーダの後輪側サスペンションユニット)オートバイに使われるサスペンションには幾つかの形式が存在し、それぞれに長所と短所がある。そのほとんどの形式ではスプリングとショックアブソーバー(ダンパー)が一体の「サスペンションユニット(クッションユニット)」となっており、スプリングとショックアブソーバーが別体となった形式はオートバイではまず見られない。
懸架装置としてのサスペンションが操舵装置とは独立していて操縦特性へ影響しにくい自動車と違って、オートバイのサスペンションは緩衝装置として作動した際の車体姿勢変化が比較的大きく、それによる操縦特性への影響が大きい。特に前輪側サスペンションは操舵装置の一部を兼ねている場合が多い為に、この傾向が顕著である。こういった特徴がある為に、オートバイでは前輪側と後輪側で異なるサスペンション形式を採用する場合がほとんどである。
初期のオートバイには後輪側に緩衝装置がない車種も多かったが、前輪側に遅れて後輪側にも緩衝装置としてのサスペンションが採用されるようになった。オートバイでは後輪駆動がほとんどの為に、駆動装置との相性を考慮した形式が採用される場合が多い。なお現在でも、後輪側に緩衝装置を持たないオートバイの車種がごく少数ながら存在する。
新幹線鉄道において、高速走行時の車両の安定化を図るために、JR西日本の開発した500系 において、アクティブサスペンションを取り入れ、これにより300km/hでの運行を実現した。
戦車が開発された当時は、サスペンションは存在しないか、ないに等しい状況であった。後に、戦車が機動力を持ち得るためにはサスペンションは不可欠な存在であることが認識され、その重量と要求する速度にあったサスペンションが採用されるようになる。サスペンションの選択は戦車製造における工程上において車体製造上の重要な要素であり、生産性を左右するものの一つである。
歴史上存在する戦車に取り入れられたサスペンションとして、リーフスプリング、コイルスプリング、クリスティー式、トーションバー式、油圧式などがある。
サスペンション・チェア 主に事務用の椅子において、人の身体の触れる部分の表層にクッション性と通気性を兼ね備える目的で用いる弾性樹脂により製造された網目状の布若しくは材料。サスペンション・ファブリック若しくは SF(Suspension Fabric) と呼び、この材料を用いた椅子はSFチェアーやメッシュチェアーの名で呼ばれる。 サスペンション・ファブリックを用いた椅子の多くは、鋼製若しくは高強度の樹脂を成形した剛性の高いフレームにサスペンション・ファブリックを緊張して張ることで、メッシュによる素通し感や簡素化された仕組みの外観の割りにデザインにエルゴノミクス(人間工学、作業姿勢、 ergonomics )を盛り込んでいるため、クッション性に優れ、座り心地がとても良い。 サスペンション工法 建築物の外装材として用いられることの多いカーテンウォール部材では低層階部分で採光・開放性・デザイン性等を求めて巾2m内外、高さ4-5m程度の大判のガラスを建物側面に用いることがある。 この時、ガラスには外装材の役割として風圧に耐える厚みが求められ、且つ、人や物が衝突して容易に破損しない耐衝撃性が機能的に求められ、20mm程度の厚みになることが多い。 ガラスの比重は約2.5 - 3.0程度であり1枚当たりのガラス重量は数百kgになる。一般的な小規模なガラス板ではガラスの重量はサッシュ下辺に伝達されるが、大判ガラスの場合は全ての重量をサッシ下辺のみで支持することは施工性や費用面で容易ではない。 サスペンション工法ではガラス上端を吊り金物で挟み、上部構造体の梁やスラブに緊結してガラスの重量を分担することで問題を解決している。 ホイール・アライメント スタビライザー アクティブサスペンション セミアクティブサスペンション 自動車のサスペンション 独立懸架 ストラット式サスペンション スーパーストラットサスペンション トレーリングアーム式サスペンション セミトレーリングアーム スイングアクスル式サスペンション ダブルウィッシュボーン式サスペンション マルチリンク式サスペンション 車軸懸架(固定車軸) ド・ディオンアクスル リーフ式サスペンション リンク式サスペンション 可撓梁懸架 トーションビーム式サスペンション ばね 空気ばね ベローズ ダイアフラム ハイドロニューマチック トーションバースプリング NewPP limit report Preprocessor node count: 74/1000000 Post-expand include size: 971/2048000 bytes Template argument size: 109/2048000 bytes Expensive parser function count: 1/500 --> カテゴリ: 自動車のサスペンション | オートバイ | 鉄道車両の台車 | 家具 | 建築構造 | 建築施工 表示 本文 ノート 個人用ツール ナビゲーション メインページ コミュニティ・ポータル 最近の出来事 最近更新したページ おまかせ表示 ウィキペディアに関するお問い合わせ ヘルプ ヘルプ 井戸端 お知らせ バグの報告 検索 ツールボックス リンク元 リンク先の更新状況 特別ページ 他の言語 最終更新 2008年12月13日 (土) 09:18 (日時はオプションで未設定ならばUTC)。ウィキペディアについて 免責事項
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