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走行中は予想以上に身体から水分が奪われます。
「まだ大丈夫。」と安易に水分補給を怠ると、熱中症などの危険があります。
熱中症については、その症状についてあまり認識が広まっていない、というか
「暑い日に倒れちゃうんでしょ?」
という程度かも知れないので、一応簡単に説明を。
熱中症は主に炎天下や運動時など、身体の中でたくさんの熱を作るような条件化にあると発症する病気です。
高くなった体温を調節するための生理的反応から失調状態を引き起こして、放置すると臓器の機能不全などに至ります。
熱中症と言うと、真夏などに起こるものという認識が一般的にありますが、
真冬でも身体から大量の熱を出すような運動時や脱水などの条件が揃えば発症します。
また、比較的短時間(30分程度)の運動でも発症する場合があり、
予防するためには水分補給を小まめに行うことが必須となります。
以下に熱中症の段階的な症状について記述してみます。
■四肢や腹筋などに痛みをともなった痙攣
(腹痛がみられることもある)
○多量の発汗の中、水(塩分などの電解質が入っていない)のみを補給した場合に、起こりやすいとされている。
○全身の痙攣は(この段階では)みられない。
■失神(数秒間程度なもの)
○失神の他に、脈拍が速く弱い状態になる、呼吸回数の増加、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまい、などが見られることがある。
○運動をやめた直後に起こることが多いとされている。
○運動中にあった筋肉によるポンプ作用が運動を急に止めると止まってしまうことにより、一時的に脳への血流が減ること、また、長時間、あつい中での活動のため、末梢血管が広がり、相対的に全身への血液量が減少を起こすことによる。
■めまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)、失神、吐き気、嘔吐などのいくつかの症状が重なり合って起こる
○血圧の低下、頻脈(脈の速い状態)、皮膚の蒼白、多量の発汗などのショック症状が見られる。
○脱水と塩分などの電解質が失われて、末梢の循環が悪くなり、極度の脱力状態となる。
○放置あるいは誤った判断を行なえば重症化し、V度へ移行する危険性がある
■意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などが、U度の症状に重なり合って起こる
○自己温度調節機能の破錠による中枢神経系を含めた全身の多臓器障害。
○重篤で、体内の血液が凝固し、脳、肺、肝臓、腎臓などの全身の臓器の障害を生じる多臓器不全となり、死亡に至る危険性が高い。
実際、私自身も1時間程度の通勤でふくらはぎの痙攣を経験した事があります。
その時はボトルを持っていくのを忘れ、そのまま「まぁいいや」で走行してました。
走り出してから30分ほどで筋肉がひきつり始めて、休めば良いものをそのまま走っていたら突然ふくらはぎが悲鳴を上げました。
当然ですが、走行中の痙攣はかなり危険です。
激痛のため落車しそうになりましたが、急いで自転車を止めてマッサージしてました。
その前に水分を補給しろという感じですね。(汗
自転車通勤でも、慣れてくるとスピードを上げて長距離走りたくなってきます。
その分、体力が付いているといっても、身体への負荷は上がっているのでやはり水分補給は大事です。
特に夏場は走行中の風によって汗が蒸発するので、自分では気付かなくても大量に身体から水分が失われています。
※夏場は体表面を露出しているので、更に蒸発効率が高くなる
それと、呼吸によって失われる水分も馬鹿になりません。
これは走行中にマスクなどをしてみるとよく分かります。
呼気に含まれている水分がマスクに付着して、ポタポタと垂れてきます。
そのくらい、水分って身体から常に失われているんですね。
走行時間が30分を超えるような場合には、水分を補給しながら走行する事を強くオススメします。
私は交差点で止まる度に(飲みたくなくても)一口二口は飲むようにしています。
あと、「水分なら良い」という訳ではなく、電解質(塩分など)が含まれているスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
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